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デザイン基礎技術習得カリキュラム


入社してはじめてパソコンを触る方も、プロの現場で仕事をしてきた方も、デザインで使用するソフトや作業環境に慣れていただくことからカリキュラムはスタートします。

 
基礎技術習得カリキュラムでは、大きく分けて2つのことを学んでいただくことが目的です。

1.デジタルイラスト制作
2.デジタル写真加工

 

パソコンソフトの使い方を学ぼう


新入社員は、はじめに「描画ソフトの使い方」を学びます。描画ソフトとは、パソコン上で絵を描けるソフトのことをいいます。他にもロゴを作ったり、写真を加工したり、さまざまなデジタルデータを制作するために使用されます。
これらのソフトは、それぞれ異なる特徴をもったものを、仕事内容によって選択して使用します。
ソフトの機能は、覚えることは多いですが、一回学んでしまえば直感的な操作が可能なものが多く、多くの機能は使わないので、使う機能だけを覚えるのは難しくありません。

デザイン基礎技術習得カリキュラムで使用されるソフト

CLIP STUDIO PAINT PRO (クリップスタジオペイント)
Inkscape (インクスケープ)

入社時は、ご自宅でも作業環境が整えやすい描画ソフトを使用します。ご自身のスキルアップにあわせて、より高度なデザイン処理ができるソフトも使用します。

ペンタブレットの操作に慣れよう


 
株式会社ガッツプラス では、多くの作業に「ペンタブレット」を使用します。 ペンタブレットは、専用のペンと、タブレットで構成され、タブレット上をペンで触れると画面のカーソルを移動させることが可能です。イラスト制作や写真加工では、画面上の細かい操作が必須ですので、ペンタブレットを手先のように扱えることが大切な訓練になります。 ソフトで繊細な操作を必要とする場合に使用します。

デジタルのイラスト描画を学ぼう


 

新入社員のカリキュラムは、描画ソフトの使い方から、その習熟訓練までわかれています。新入社員が最も時間を費やす訓練が、目で見た写真やイラストを正確に描く「模写」の訓練です。

模写とは?


模写は写真や漫画、イラストなど他人が制作した作品を忠実に再現する手法です。日本や外国の漫画やアニメ、墨絵から油絵、ヨーロッパの絵画まで、製作時代を問わず、さまざまなものを模写します。
 

模写の目的


制作者の意図を理解し、その表現技法を学ぶことができます。漫画やアニメの表現の多くには、対象年齢が設定されており、幼児、少年少女、青年、大人など、対象者によって、イラストや描画の描き方、精密さ、色使いなどに違いがあります。
 

さまざまな対象年齢層の作品、ジャンルの違う作品を、しっかり模写できるようになれば、描画技法に選択肢が増え、あなただけにしかできない表現手法も誕生するかもしれません。

デジタル写真加工を学ぶ


 
デジタル写真の一番のメリットは、用途に合わせて、自由に修正できる点です。 多くの場合、カメラマンが現場で写真の取り直しを行えば、時間と費用がかかるため気軽にはおこなえません。そのため撮影されたデジタル写真を、自由に編集できるデジタル写真加工の技術は、印刷業界だけではなく、さまざまな職場で活用されています。

基礎技術訓練

  1. 被写体のガラス面に写りこんだ人や、背景の電柱など、不要箇所を取り除く修正ができる。
  2. 撮影時の被写体の色を、自由に変えることができる。
  3. 被写体の形を変形させたり、人物を美形に修正加工できる。

 
※上写真)
複数のビルを写真から削除し、背景を描く技術訓練です。